【奨学金】 Uターン就職で返済が一部免除になるタイプが人気

【奨学金】 Uターン就職で返済が一部免除になるタイプが人気

 

もらえるお金 届出先
月額5万円前後


自治体のものには
一部返済免除のタイプも

日本学生支援機構 各都道府県

 

 

近年,奨学金を利用して勉学に励む人が増加しています。

 

奨学金とは、学習意識がありながら
経済的に困窮している学生に、
学費や生活費などを支給する制度です。

 

日本学生支援機構の2010年の調査によると,

 

奨学金を利用している大学生は、
全体の50.7%にもなるそうです。

 

もはや奨学金は大学生活に欠かせない存在だといえます。

 

奨学金には大きく分けて二つのタイプがあります。

 

一つは,後から返済しなければならない
「貸与型」。

 

学生の時に奨学金の支給を受けて、
卒業後に学生本人が毎月少しずつ返済してきます。

 

もう一つの奨学金のタイプは
「給付型」。

 

返済不要のいわば「もらえるお金」ですが、
こちらは数が限られています。

 

奨学金と言えば、多くの人は,
「日本育英会」を思い浮かべのではないでしょうか。

 

かつては「貸与型」の代表格でした。

 

現在は、大学生や高等専門学校生などの奨学金は、
「独立行政法人日本学生支援機構」に、
高校生の奨学金は都道府県に業務移管されています。

 

大学や高等専門学校などの学生は、
学力・人物・健康、及び家計状況などについての審査が通れば、
日本学生支援機構から奨学金を借りることができます。

 

貸与される金額は,どこに進学するかによって異なります。

 

例えば,国公立の大学進学する場合、
自宅から通学する人で月額4万5000円、
自宅外から通学する人で月額5万1000円が、
本人名義の口座に振り込まれます。
(ともに2012年度入学者の場合)。

 

入学月を始期として奨学金の貸与を受ける人は、
希望すれば,入学月の基本額に
10万から50万円の金額を増額することも可能です。
(条件あり)

 

ただしこれはあくまでも貸与されるものなので,
返還しなければいけません。

 

返還は決められた期間内に
月賦・半年賦併用のいずれかで行います。

 

2012年度以降の無利子奨学金を受けた本人が、
卒業後に年収300万円を得るまでは、

 

返還期間を猶予する
「所得連動返還型無利子奨学金制度」もあります。

 

 

もう一つの奨学金のタイプである
「給付型」は、「もらえるお金]ですが,
対象者は限定的です.

 

地方自治体に「給付型」奨学金制度が
設けられているところがありますので,
いくつか紹介します。

 

東京都を例にとると、
江戸川区の「木全・手嶋育英資金奨学生」では、

 

区内に1年以上在住し、
経済的に困窮している人が4年制大学に行く際、

 

大学入学金として20万円、
奨学金として年35万円を給付します。

 

また武蔵野市には「武蔵野市奨学金」があります。

 

市内に6ヶ月以上在住し、
経済的に困窮していて高校に進学または在学する人に、
月額1万200円を給付します。
(所得制限あり)

 

最近、話題になっているのが、
香川県の「香川県大学生等奨学金」。

 

大学卒業後に県内に Uターン就職すれば、
奨学金として支給された月額3万円から6万4000円のうち、
1万5000円×貸し付け月数が免除されるというものです。

 

所得制限があり,募集人数は100名ですが、
初年度の2012年度には、数倍もの応募があったそうです。

 

同様の取り組みが他の自治体でも行われるようになっています。

 

自治体の奨学金についての情報は、
独立行政法人日本学生支援機構」のホームページの
「地方公共団体・奨学事業実施団体が行う奨学金制度」に、詳しく載っています。