障害補償給付

【障害補償給付】労災によって障害が残った場合に支給されます

 

全体図はこんな感じです!

 

もらえるお金 届出先

給与の10ヶ月分以上(1級)

 

1級は340万円超の
特別支給金も支給

労働基準監督署

 

労災によるけがや病気が治った後、
身体に障害が残ってしまうことがあります。

 

この時に支給されるのが「障害補償給付」です。

 

完全に治っていなくても、症状が固定していて、
これ以上治療を続けても効果が見込めない時には、
「治った」とみなして支給されます。

 

「障害補償給付」の対象となるのは、
労災保険法に定められた障害等級に該当する場合です。

 

障害等級は、障害の程度が非常に重度の第一級から、
比較的軽い第14級まで細かく定められています。

 

この障害等級は、
身体障害者手帳の等級とは違うものです。

 

支給額は障害等級によって異なり、

 

障害が重くなるほど手厚くなります。

 

支給方法も障害の程度により
「一時金」「年金」の二つに分かれます。

 

一つずつ見ていきましょう。

 

まず一つ目は、「一時金」として、
障害が比較的軽い「第8級から第14級の人」に支給される
「障害補償一時金」です。

 

第8級では給付基礎日額の503日分、
第9級は391日分で、
年間の月給よりも多い金額が一時金としてもらえるのです。

 

さらに「紹介特別支給金」と、ボーナスの日割り金をもとに算出した
「障害特別一時金」もう支給されるようになっています。

 

もう一つは「年金」という形で、
障害の程度が重い「第1級から第7級の人」に
支給される「障害補償年金」です。

 

2ヶ月分ずつ年6回の支給になります。

 

支給額は、第1級では「給付基礎日額」の313日分。

 

つまり給与の10ヶ月分以上の金額が、
毎年、年金としてもらえるのです。

 

ただし、厚生年金や国民年金から「障害年金」を受け取るときは、
支給調整が行われ、「障害補償年金」が減額されます。

 

「第1級から第7級の人」も「第8級から第14級の人」と同じように、
一時金として「障害特別支給金」がもらえます。

 

支給額は第1級では342万円、
第7級でも159万円と、
かなりの高額です。

 

もしすでに「傷病特別支給金」をもらっている時には、
差額の支給となります。

 

またボーナスの日割り金をもとに算出した「障害特別年金」
もう支給されるので、大変手厚い制度だといえます。

 

参考になれば嬉しいです!

 

 

もらえる日数まとめ表

障害補償一時金
(障害等級第8級から第14級)

 

障害等級

 

障害補償一時金
(給付基礎日額の)

障害特別支給金
(一時金)

障害特別一時金
(算定基礎日額の)

8級 503日分 65万円 503日分
9級 391日分 50万円 391日分
10級 302日分 39万円 302日分
11級 223日分 29万円 223日分
12級 156日分 20万円 156日分
13級 101日分 14万円 101日分
14級 56日分 8万円 56日分

 

障害補償年金
(障害等級第1級から第7級)

 

障害等級

障害補償年金
(給付基礎日額の)

障害特別支給金
(一時金)

障害特別年金
(算定基礎日額の)

1級 313日分 342万円 313日分
2級 277日分 320万円 277日分
3級 245日分 300万円 245日分
4級 213日分 264万円 213日分
5級 184日分 225万円 184日分
6級 156日分 192万円 156日分
7級 131日分 159万円 131日分

 

 

障害厚生年金・障害基礎年金との支給調整

 

障害補償年金と

併給する年金給付

障害厚生年金と

障害基礎年金の両方

障害厚生年金; 障害基礎年金
障害補償年金の減額 73%に減額 83%に減額 83%に減額