【難病医療費等助成】難病の重症患者は現在は医療費無料です。

【難病医療費等助成】難病の重症患者は現在は医療費無料です。

 

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重症は医療費が無料

 

政府の制度変更で負担増になる人も

市区町村

 

難病による将来への不安や金銭的な不安を
少しでも和らげるための支援対策の中に
「難病助成」があります。

 

現在難病対策としては、国と都道府県とが費用を負担して、
特に治療が難しい56種類の病気について、
医療費助成が行われています。

 

重症の患者や、スモン、プリオン病など
特定の病気の患者は医療費がかかりません。

 

それ以外の患者には医療費の自己負担があります。

 

自己負担の金額は収入に応じて
最高3万4650円の月額上限金額が設定されていて
それを超える支払いありません。

 

難病は患者だけではなく、
看病する家族にも大きな負担がかかります。

 

2013年4月に施行された「障害者総合支援法」により、
難病患者も「障害福祉サービス」の対象となりました。

 

ホームヘルパーを派遣してもらい、
食事や入浴などの身体介護サービス、
調理掃除などの家事援助サービスを受けることができるようになったのです。

 

自己負担の月額上限金額は、最高3万7200円で、
月額上限金額を超える支払いは生じません。

 

家族の負担軽減につながることが期待されます。

 

2013年10月、厚労省は新たな難病対策案を示しました。
大きな柱が二つあります。

 

まず一つ目は、医療費助成対象の病気の数が
現在の56種類から約300種類へと大幅に増えることです。

 

これまで患者数がごくわずかしかいないために、

 

難病支援から取り残され、
高額な医療費を自己負担していた病気も助成対象となるのです。

 

これはありがたい制度ですね。

 

不公平感の軽減になると思われます。

 

医療費助成の対象となる病気の患者数は、
現在の約78万人から150万人以上に拡大する方針です。

 

ただし医療費助成の目安の一つに「患者数が人口の0.1%程度以下」
という項目があります。

 

患者数が13万人を超える潰瘍性大腸炎、
患者数が11万6000人のパーキンソン病は
対象から外れる可能性が出てきました。

 

二つ目の柱は、難病の医療費の負担が変わることです。

 

これまで医療費の自己負担割合は3割でしたが、
これを2割に減らします。

 

その代わりに収入に応じた月額上限額を設定。

 

自己負担額は最高で月額3万円で
年間の自己負担額の上限は24万円となります。

 

現在は医療費がかからない重症の患者にも、
医療費の負担が生じます。

 

また、軽症者は助成を打ち切られる場合もあります。

 

急激な負担増を避けるために、
3年程度の経過措置の後に実施となりますが、

 

経済的な理由で治療回数を減らし、
症状が悪化する人が出てくるのではないかと懸念されます。

 

この新難病対策案は国会で審議され、2015年1月の施行を目指しています。

 

参考になれば嬉しいです!